最近ようやくマスクが買える様になりましたが、国産のマスクはまだまだ手に入りづらいのが現況です。
ノースキャットには持病があるためマスクは手放せないので、ある程度の買いだめをしていました。
以前はダイソーやセリアでマスクを買っていましたが、今はちょっと中国製のマスクは使いたくないのでなるべく国産のマスクが欲しいと思っていました。
が。
日本製のマスクが全然買えない!
楽天やAmazonで買おうとしても瞬殺です。
シャープのマスクも抽選販売でなかなか手に入らなかったし。
何回目の抽選に当選して無事1箱買えましたが。
マスクは1箱あったらいいというものではなく消耗品なので使えば無くなってしまいます。
1日1枚マスクを使用したとしてもひと月30枚は使いますからある程度の在庫が欲しいところ。
そうなるとドラッグストアかコンビニエンスストアが手っ取り早いのですが、サンドラッグで興和の三次元マスク、セイコーマートでユニ・チャームの超快適マスク、ツルハドラッグでユニ・チャームの超立体マスクを買えたのがせいぜいでした。
超立体は少しつけ辛いんですよね・・・。
あとは中国製ではありますがアイリスオーヤマのマスク・・・。
セイコーマート以外で日本製マスクが買えたのはそれぞれ1回限り・・・。
心もとない・・・。
これから寒くなってインフルエンザが流行ってきたら、ますますマスクが足りなくなりそうです。
そんな時でした。
セイコーマートでマスク販売をするというニュースが飛び込んできたのは。
セイコーマート(セコマ)マスク販売のリリース
2020年9月17日にセコマ広報部から正式なリリースが出ています。
9月18日(金)よりセコマグループ小売店 1,220 店舗にて、「Secoma 国産不織布マスク」を発売します。
セコマサプライチェーンとして初めて、雑貨カテゴリにおける RB 商品を製造から手掛けます。
セコマ公式より
セイコーマートでRB商品としてのマスクの販売は初めてです。
これには色々と事情があったようで・・・。
セコマグループは、経済産業省より不織布マスクの製造・安定供給に関する要請を受け、北海道石狩市に不織布マスク製造事業の工場を設置、2020 年 8 月より製造を開始致しました。
セコマ公式より
つまり国から製造の要請を受けたということになります。
今後の需要や災害時の備えとしても必要になるマスク。
しかも、セイコーマートのマスクは純日本製なんですよ。
マスク日本製と純日本製の違いとは?
どっちも日本製じゃないの???と思いますよね?
でも、実は違いがあるのです。
日本製と純日本製の違い。
それは
原材料供給及び全ての工程が日本国内で行われているかどうか
という点です。
最終工程を日本国内で行っていれば、その製品は「日本製」を名乗れるのです。
中身が海外製でも、です。
何というか・・・なんとなく・・・納得がいかないのですが・・・。
そんな中、セイコーマートのマスクはこのような仕様になっています↓
本マスク製造事業には、王子ネピア株式会社様からの国産不織布の供給及び、製造に関する術指導等で支援を頂いており、全ての原材料(不織布、ノーズフィッター・耳紐全てにおいて国内メーカー様から国内生産の資材を供給して頂いています。)について国内生産の資材を使用したマスク製造を実現しております。
セコマ公式より
全て国内産です!
そういうわけでセイコーマートのマスクは「純日本製」を名乗れるんですね!
他に購入した日本製マスクで純日本製と明記されていたのは興和の三次元マスクだけでした。
確かに興和の三次元マスクは厚手で使い心地も良いのですが・・・なにしろなかなか手に入らない・・・(´;ω;`)
7枚入りではなく箱で欲しいのですが、それだとホント瞬殺で手に入りません。
やはりみんな日本製マスクが欲しいんだなと思った次第・・・。
セイコーマート(セコマ)マスクの価格は?
セイコーマートマスクの値段は税抜き258円です。
道内店舗はこの価格ですが、関東店舗(茨城・埼玉)は輸送費がプラスされているのか税抜き268円になっています。
中身は7枚入りになっています。
発売してから何度かセイコーマートに行きましたが・・・売切れ。(´;ω;`)
やっぱりな・・・という感じでしたが、先日ようやく手に入れることができました。
純日本製が輝いて見えます。
そして、見慣れたsecomaマーク!
1人1個限りになっています。
今ところは普通サイズのみですが、そのうち小さいサイズも売り出すのでしょうか?
セイコーマート(セコマ)マスクの製造工場はどこ?
セイコーマートの純日本製マスクを製造しているのは株式会社北石エンジニアリングとなっています。
製造者:株式会社北石エンジニアリング花川工場(石狩市)
セコマ公式より
この会社はセコマグループ会社の一つですが、新たにマスク製造を行うことになったとのこと。
先日、地元紙にマスク製造工場公開の記事も載っていました。
コンビニ道内最大手セコマは8月から稼働している石狩市内のマスク製造工場を公開した。
北海道経済産業局や道の幹部らが工場を視察。
全道に店舗を備えるセコマによって、災害時でもマスクが供給されることを歓迎した。
北海道新聞より
グループ会社の旧社屋を改修してマスク製造工場のクリーンルームを作ったようです。
国からの補助金も出ますし、参入しやすい環境だったのかも知れません。
最初セコマグループの従業員に製作したマスクを試してもらってから商品化したという話もありました。
実際に社員が使ってみて、問題なしということで販売になったようですね。
マスク製造工場の広さは256平方メートル。
月100万枚を生産するとのこと。
セコマの丸谷会長は生産体制が広がれば、店舗だけではなく病院や介護施設、学校などにも供給していきたいと話している。
北海道新聞より
今は月100万枚の生産量ですが、今後増やしていく予定のようですね。
道内に純国産のマスクを製造できる拠点があるのはやはり安心感があります。
もし災害で本州からの物流がストップしたとしても、セコママスクが道内で製造されているという強みは生かされます。
もちろん災害は来ないで欲しいに決まっていますが・・・。