野良猫出身の暴れん坊ぽん太がやらかした事件の数々はたくさんあるのですよ。
そのお知らせをする前に、ノースキャット家のもう一匹のにゃんこの紹介をしますね。
その名はちー太です。
ノースキャット家の飼い猫 ちー太
ちー太は2007年12月12日生まれ。
女の子です。
ぽん太と違って、何故正確な日にちが分かるのかと言うと、血統書があるからです。
そう、ちー太はアメリカンショートヘアーという血統書つきのネコなのです。
ですが。
ペットショップで買ったわけではありません。
ブリーダーから買ったわけでもありません。
ちー太は飼育放棄されていたのを引き取った子なのです。
ちー太との出会い
元の飼い主はちー太ともう1匹のオスネコの間で子供を産ませて、子猫を売るブリーダーもどきをやるつもりだったみたいです。
ブリーダーには各自治体へ動物取扱業の届け出と許可がいるんですけどね。
それさえ知っていたかどうか。
それが自分が入院するから、引き取り手がいなかったら、ネコたちは外に捨てるか保健所に連れていくと言ったのです。
それでうちでネコを飼っていることを知っていた知人が声をかけてきました。
ネコは今は室内飼育するのが当たり前です。
今まで室内だけで生きてきた子が外に放り出されたら生きていけはずがありません。
外には危険がいっぱいです。
車も犬も時には人も敵になるのです。
この話が来た時、悩みました。
どうしようかな・・・と。
その時点で2匹のにゃんこがいました。
大きくなったぽん太もいました。
1匹増えて3匹になるのが悩んだ原因ではありません。
もうにゃんこを看取るのがいやだったからです。
その半年前に先住にゃんずのうち、1匹がお空に帰りました。
長年家族同然に暮らしてきたにゃんこが亡くなったら、どーんと落ち込みます。
しばらく泣き暮らします。
そんな思いはもうしたくないと悩んだのです。
ぽん太の時も、ちー太の時も、半年前に先住にゃんこがお空に帰っていっているのですよね。
不思議な巡り合わせです。
半年たったらノースキャット家に新たなネコがやってくることに決まっているのでしょうか?
1匹は母の知人が引き取りたいということになりました。
残るは1匹です。
やっぱりうちで引き取ろう。
そう決めました。
メスの1匹をノースキャット家で引き取ることにしました。
もう一匹のオスのアメショーは先住ネコのいる母の知人宅に迎えられました。
今も仲良くやっているようです。
こうして生後8か月くらいでちー太はうちの子になりました。
猫を虐待するのは犯罪です
このブリーダーをやりたかった人なんですけどね。
その前にもアメリカンショートヘアーのオスネコを飼っていたのですが(ちー太との間で繁殖させるため)、そのオスネコが気に入らなかったらしくすごく虐待していたのです。
そもそもですね、ネコや犬を虐待するのは犯罪なんですよ。
愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると、懲役や罰金に処せられます。
環境省公式HPより
愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
あまりにひどかったので、話を持ってきた知人が引き取ったのですが・・・。
本当はちー太とオスネコもその知人が引き取りたかったのでしょう。
けれど、何しろその時点で10匹近くのネコがいました。
他に犬もいたので、それ以上自分で引き取るのはさすがに無理でした。
ちー太を引き取りに行く時には知人の家に一時的に連れてきてくれていました。
そちらに引き取りに行ったのですが、そのオスネコもいました。
かなり身体の大きい子でしたが、可愛い子でした。
でも、人を怖がっているようでした。
その子にタバコの火を押し付けていたり、蹴ったりしていたという話です。
本当に人間のクズですね。
幸いちー太ともう1匹のオスネコはそういう身体的な虐待は受けてなかったようです。
ただ、虐待にはいろいろな種類があるのですよね・・・。
その虐待はちー太がノースキャット家に来てから発覚したのです。
虐待の禁止
動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。
環境省公式HPより
ちー太がノースキャット家へやってきた
ちー太はノースキャット家に来た当時、標準よりもずっと小さくて、ご飯を貰えていなかったんだろうなと思うことがありました。
水も満足に飲ませてもらっていなかったようでした。
ちゃんと水の容器は用意してあるのに、よく台所のシンクに上って蛇口の方に行くのです。
蛇口の水をぺろぺろ舐めているのを見て、何故だろうと思っていました。
新鮮な水が飲みたいのかなと思っていました。
けれど、違いました。
ちー太は水を貰っていなかったのです。
それだから、喉が渇いた時には蛇口に行って舐めると水が飲めると学習していたようでした。
ほんの少しだけしか飲めないのですが。
また、トイレの手洗いのところにも行くのです。
同じ理由です。
喉が渇いても、水の入っている容器はない。
でも、水が飲みたい。
どうすればいいのか。
ちー太はどこに行ったら水が飲めるかを知っていたのです。
ほんの少ししか飲めないのに。
不憫すぎます(´;ω;`)
そもそもですね、ちー太はシーチキン缶と一緒にノースキャット家にやってきたんですよ!
ネコにシーチキンをあげるなんて、ありえません!
大体シーキチンをあげるくらいなら、普通にネコ缶を買った方が安いはずです。
どんな飼い方をしていたのやら・・・。
いや、飼っていたとはとても言えませんね。
ちー太ももうおばちゃん猫だよ
そんなちー太ももう12才です。
今年の誕生日で13才。
つまり、 18+(11×4)=62才ですね。
誕生日がきたら66才。
立派な高齢ネコです。
大体、ネコは7才からシニアと言われています。
猫の年齢とライフステージ
- 子猫期 生まれてから生後6カ月まで
- 青少年期 生後7カ月~2 才
- 成猫期 3 才 ~6 才
- 中年期 7 才 ~10 才
- 高齢期 11才から14 才
- 後期高齢期 15才以上
これによるとちー太は高齢期。
ぽん太は後期高齢期ということになりますね。
でも、今は室内飼いだと20才以上のにゃんこもたくさんいる時代。
ちー太もぽん太もまだまだ長生きしてね!
ノースキャットにとって、にゃんずは大切な家族です。
虐待するなんて信じられないです。
子供に対しても動物に対しても。